Linux Mint (Ubuntu) を使っていて
良いテキストエディタが無いものかと探していたのですが
行き着いたのは、こちらでした。
秀丸エディタ。
秀丸エディタといえば Windows 用なのですが
Wine というツールを使えば
Linux 上で動作させることができます。
Wine については
最近の Linux Mint では最初から入っていますので
特にインストールする必要はありません。
秀丸はこちらのページからダウンロードできます。
64bit環境の方は下の方にある
「先行開発バージョン」が良いかも知れません。
と、簡単に紹介などしていますが、、、
正直、秀丸が Wine で動くというのは予想外でした。
秀丸のようなアプリケーションとなると
Windows の深い部分をかなり突き詰めて制御していると思うので
仮想PC ならともかく Wine ではまず無理だろうという先入観を持っていました。
しかし、とても安定して動いてくれています。
これは助かります。
そういえば Nintendo DS のエミュレータなんかも
Wine であっさり動いてしまうとのことで
どうも Wine は Windows の高レベル API より
低レベル API のほうが得意なのかも知れません。
ちなみに
自分の求めていたテキストエディタというのは、
- 日本語にしっかり対応(作りこみ)している
- マクロなどの機能が充実している
- 性能が良い(巨大ファイルをいじれる)
- バイナリファイルも開ける
- GUIである
といったものでした。
これが、あるようで、無いのです。
特に1は Linux アプリケーションが非常に苦手とする部分ですし4に関してはデフォルトのエディタでは文字コードが認識できないとエラーになり
まったく開けない状況です。
これらを解決してくれるようなエディタは、
Windows 時代に使っていた秀丸エディタでした。
巨大な CSV を開いてマクロ編集したり
多数のファイルを grep できるのは
データベースを扱う際にとても便利です。
今はサクラエディタとか色々もっと凄いのかも知れませんが
そういった新しいものについては使ったことが無いため
割愛させていただきます。
秀丸を起動するメニューはこんな感じになりました。
Gecko をインストールしてくださいというメッセージが出ます。
そしてその画面のインストールボタンを押せば
パッケージがインストールできるかと思いきや
チェックサムエラーが出てインストールできないようです。
これについては wine-gecko というパッケージをインストールすると解消します。
最後に、一部の古いPCユーザにしか分からない話かも知れませんが
自分が一番素晴らしい(最強)と思うテキストエディタは
PC98で使っていた「VZエディタ」です。
あの滑らかなスクロールとか、30行で使ったりとか、
マクロ組んだりとか、快適すぎでした。