新しい Linux Mint 16 (Ubuntu) をインストールしたところ
自動マウントの位置(マウントポイント)
が変わってしまったので修正した。
どういうことかというと、
今までは
/media/ラベル名
というマウントポイントだったものが
新しいバージョンでは
/media/ユーザ名/ラベル名
とマウントされるようになり
アプリケーションの設定などが全部
リンク切れ状態になってしまった。
データベースなども当然正しく動作しない。
この仕様変更はいかがなものか
と思うが、仕方がない。
マウントポイントを以下の手順で修正した。
「ディスク」なるアプリケーションを起動し、
当該パーティションの「マウントオプションの編集...」を開き、
設定を次のように変更する。
- 起動時にマウントする:チェック(デフォルト)
- ユーザーインターフェースに表示しない:チェックを外す
- マウント時に追加の認証を必要とする:チェックなし(デフォルト)
- 名前を表示:空欄(デフォルト)
- アイコン名:空欄(デフォルト)
- シンボリックリンクのアイコン名:空欄(デフォルト)
- 名無し:nosuid,nodev,nofail(デフォルト)
- マウントオプション:マウントしたいパスを指定
- 識別名:UUID=で始める項目を選ぶ
- ファイルシステム・タイプ:auto(デフォルト)
変更後、OKボタンを押して管理者パスワードを入力したら設定完了。
マウントボタンを押して問題なくマウントできれば成功。
もしエラーが出た場合は以下のコマンドで
どんなエラーなのか調べられる。
$ dmesg | tail
ここで表示されたものの一番下の行が
おおよそエラーとなっている原因。
エラーの解決が「ディスク」からできなそうであれば
/etc/fstab ファイルをルート権限で直接編集することになる。
fstab編集のためのコマンドは
$ sudo pluma /etc/fstab赤文字のところはお手持ちのエディタを指定してください。
ところで Linux は Windows8 や Windows8.1 とデュアルブートできるのか
などと言われていましたが、おおよそ、できますね。
一部のPCでは絶対にできないというケースもあるようですが
今回使用した Lenovo G580 というPCではデュアルブートできました。
少々複雑な設定が必要だったり
内蔵HDDからのリカバリが動かないとか問題はありますが
作業中に画面写真を撮っておいたので
資料として手順等をいずれ書きたいと思います。
でも膨大なのでいつになるやら。
(試される方は必ずパーティション変更前に、回復ドライブの作成とDドライブのバックアップをしてください。これをやっておかないと Windows8 が完全消滅したり出荷時状態に戻せなくなったります。)