Linux Mint で Xfce を使っていて
時計表示を好みにカスタマイズしたかったので
そのカスタム書式について調べました。
書式を設定するには
パネルに最初からある DateTime というアイテムの設定を変更します。
具体的には、画面右下の日時表示の部分を右クリックして
「プロパティ」を選択します。
するとこのような画面が開きます。
ここでまず準備として、「レイアウト」というところにある「フォーマット」を「日付のみ」にします。
また、「時間」のところにある「フォーマット」を「カスタム...」にします。
下に入力欄が表示されるので、とりあえず「%c」と入力しておきます。
さらに「日付」のところにある「フォーマット」も「カスタム...」にします。
フォントの指定はお好みで変更してください。
と、ここまでが準備です。
「日付」のところに入力欄が表示されたと思うので
そこへ下記の書式文字列を使って
好みの表示になるように設定します。
書式文字列(原文)
括弧内は日本語での例です。
%A 曜日 (水曜日)
%a 短縮形の曜日 (水)
%B 月 (3月)
%b 短縮形の月。日本では%Bと同じ (3月)
%c 日時 (2014年03月09日 21時08分17秒)
%C 西暦上2桁 (20)
%d 日 (09)
%D 日付。月/日/年。 %m/%d/%y と同じ(03/09/14)
%e 日。ただしゼロで埋めない。 %_d と同じ。(9)
%F 日付。年-月-日。 %Y-%m-%d と同じ(2014-03-10)
%g 西暦下2桁 (14)
%G 西暦 (2014)
%h %bと同じ
%H 時。24時間表記 (00〜23)
%I 時。12時間表記 (01〜12)
%j 年初からの日数 (001〜366)
%k 時。24時間表記。ゼロ埋めなし ( 0〜23)
%l 時。12時間表記。ゼロ埋めなし ( 1..12)
%m 月 (01〜12)
%M 分 (00〜59)
%n 改行
%p 午前 または 午後
%P 午前 または 午後。%pとの違いは大文字か小文字か(日本では同じ)
%r 12時間表記の時刻 (午後09時23分08秒)
%R 24時間表記の時と分。 %H:%M と同じ(21:23)
%s 1970年1月1日 00:00:00 からの秒数(1394454293)
%S 秒 (00〜60)
%t タブ文字
%T 時刻。 %H:%M:%S と同じ(21:26:03)
%u 週の何日目か。1は月曜(1〜7)
%U 年間で何週目か。日曜を週の初めとして計算 (00〜53)
%V 年間で何週目か。月曜を週の初めとして計算 (01〜53)
%w 週の何日目か。0は日曜 (0〜6)
%W 年間で何週目か。月曜を週の初めとして計算 (00〜53)
%x 日付 (2014年03月10日)
%X 時刻 (21:31:08)
%y 年の下2桁 (00〜99)
%Y 年(2014)
%EY 年(平成26年)
%z タイムゾーンの数値 (+0900)
%Z タイムゾーンのアルファベット省略形 (JST)
%% 「%」という文字そのもの
その他の文字はそのまま表示されます。
ゼロ埋めについて
一部の書式文字列は、「_」を使ってゼロ埋めをなくすことができます。設定例「%_m月%_d日」
表示例「3月7日」
ツールチップについて
画面右下にマウスポインタを持って行った時に表示される
ツールチップの書式をカスタマイズしたい場合は
「時間」のほうにある入力欄に設定します。
例
最後に、自分の設定している例を示しておきます。
設定値「%_m/%_d(%a) %H:%M」
表示例「3/10(月) 20:45」(下の画像の通り)
ツールチップ(時刻欄)設定値「%c%EY」
表示例「2014年03月10日 22時18分35秒(平成26年)」(下の画像の通り)