Linux Mint (Ubuntu) で
音質を良くする方法について調べたので記載しておきます。
音質向上については複数記事に分けて書こうと思いますが
今回はローレイテンシカーネルの導入についてです。
Linux には
- 通常のカーネル
の他に
- ローレイテンシカーネル(lowlatency)
- リアルタイムカーネル
というものがあります。
この中で一番音質を向上させることができるのは
リアルタイムカーネルなのですが
カーネル再構築など手順が複雑なので
2番目に音質の良くなるローレイテンシカーネルを導入します。
レイテンシとは
レイテンシとは日本語にすると「待ち時間」という意味で、
コンピュータではレイテンシを小さくするほど
処理遅延が小さくなります。
(ただしコンピュータへの負荷が高まる)
音の再生では
この”処理遅延”によって音声信号の流れが乱れ
その影響で音質が下がってしまうということで
いかに遅延を少なくするかが音質向上のカギとなるようです。
(ちょっとこのあたりは、あまり、詳しくない)
そのような理由から
リアルタイムカーネルやローレイテンシカーネルで
音質向上を目指します。
ローレイテンシカーネルの導入
導入は簡単です。
「linux-lowlatency」パッケージをインストールするだけです。
Synaptic パッケージマネージャ なら
linux-lowlatency パッケージを右クリックして
「インストール指定」をしてツールバーの「適用」でインストールできます。
インストール後は再起動しましょう。
インストールできているか確認するには
ターミナルを開いてコマンドで
- uname -a
とすれば分かります。