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Ubuntu が使いにくい理由 その2〜


Ubuntuが使いにくくなったと思う理由、その2以降をまとめて

正確にはUbuntuじゃなくて、ベースになっているGNOME3が使いづらいのだけど
Unityの使いにくさと相まって、とてつもなく使いにくくなってしまったと感じること。


・その2(その1は前回の記事を参照してください)
マウスポインタを画面左端に接触させると
巨大メニュー(?)画面になってしまう。
(これはGNOMEについて。UnityではDockのみ)

そしてマウスポインタを右に移動すればその画面が消えるのかといえば
残念ながら消えない。
(Unityでは消える)

これでは触れただけで別のアプリが立ち上がるようなもの。
フォーカスっだって検索欄に移動してしまう。
触れただけで出てくるのなら、離しただけで消えてほしい。


・その3
アプリケーションの起動が面倒。

巨大メニュー(Dash?)を開いて出てくるのは、
Dockと検索とアプリケーションの大分類程度(GNOMEならウインドウ一覧)。
Dockに登録していないアプリケーションのうち
「メディア」でも「インターネット」でもないものはどうするのか。

(a)検索
(b)「その他のアプリケーション」やアプリケーション一覧画面から選ぶ

のどちらかをしないといけない。

(a)はアプリケーション名を覚えてなければいけないし、キーボード入力も伴う。
 これではコマンドラインだ。GUIに見せかけたCUIだ。
 メニューを閉じたらまた次回も入力し直さないといけないという点も
 さりげなく不便性up

(b)で探すには、ウインドウ一覧画面から切り替えて、
 更にジャンルを選んで絞り込んで・・・とステップが多い。
 しかもジャンルはポインタを触れただけでは選択されず、クリックが必要になった。
 さらに、メニューが左側なのにジャンルが右側、一覧画面を出すには下側、というのも
 マウスの移動が多くて大変。
 制作者は横に幅広いディスプレイを想定しているらしいけど、
 それならどうしてそんなに遠くに配置するのだろうか。

なんというか、UbuntuのUnityにしてもGNOMEにしても
どうもメニューに機能を詰め込みすぎている気がする。
いや、詰め込むのはいいんだけど、
それで操作をあれこれ増やしてしまうのはいかがなものだろうか。
(手間を増やさずにうまく詰め込めそうなものだけど)

結局Mintに乗り換えてみて、MintMenuを常用している。
素晴らしく使いやすい。
タッチパネルになったって、これで良いと思う。
MintはGNOMEメニューだって使えるのに、全然使っていない。


・その4
GNOMEパネルがなくなった。
色々配置して状況を見たりしてたのに、できなくなった。
(システムモニタとかアプリの起動ショートカットとか)


・その5
タスクバーがなくなった。

Dockと合体してしまったようだけど、思ったように動かせない。

「アプリケーションを多重起動したい」と「タスクを切り替えたい」が
使い分けられなくなってしまった

そういえばALT+TABも
多重起動しているアプリケーションが1つにまとめられて
切り替えが面倒になった。
まとめないと表示し切れないほど、みんなあれこれ起動しまくるのだろうか。
しかも切り替え途中で待ってると展開されるけど、
じゃあ最初から展開しとけよと思ってしまう。
「どれだっけな〜」なんて悩みながらゆっくり操作してると
不意に展開されて違うの選んじゃうし。

それとも今後は多重起動するなということだろうか。
多重起動はそれなりに用途があると思うのだけれど。


GNOME、Unity、Ubuntu・・・
機能を削ってまでシンプルを目指しているようだけど
機能が減った上に複雑になってると感じるのは
古いユーザだからだろうか(慣れの問題?)。