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Linux Mint で brother のプリンタを使えるようにする


Linux Min で ブラザーのプリンタを使おうとしたところ
単純に接続しただけでは正しく動作しないようなので
いろいろ試してみて解決しました。

以下はその過程と対処方法です。

(1)Linux Mint にいきなりプリンタを接続してみました。
接続したプリンタはbrother DCP-155Cです。

(2)すると自動的に認識されて使えるようになったと思われました。

(3)これは素晴らしい!と思い、試しに印刷を試みたところ
画面には印刷中だとかCompleteだとかいった内容が表示され
プリンタのディスプレイにもデータ受信中であることが表示されました。

(4)が、印刷されません。
Linux Miint の標準ドライバではうまくいかないようです。

(5)仕方ないので
brotherのホームページから公式ドライバをダウンロード・インストールしたところ
正常に動作させることができました。


さて、ドライバのインストール方法は次のとおりです。

(1)Linux プリンタードライバーのダウンロードを開きます。
ページを少し下にスクロールすると機種一覧がありますので
そこからお手持ちの機種のリンクを辿ります。

(2)そこから
「LPD/LPRng 用ドライバー」と

「CUPS 用ドライバー(要 LPD/LPRng 用ドライバー)」
をダウンロードします。


※形式のところに「rpm」と「deb」と2つありますが
Linux Mint や Ubuntu は debian系なので
「deb」形式のものを使います。

(3)ダウンロードした2つのファイルをインストールします。
それぞれファイルをダブルクリックするとインストーラが表示されますので
画面に従ってインストールすればOKです。

ちなみに上記操作の場合、印刷時に
標準と公式の2つのプリンタが選択できるかと思います。
正しく印刷できるのは、どちらか片方になります。
例えば当方DCP-155Cでは
「DCP-155C」ではなく
「DCP155C」というプリンタを使用すると正しく印刷できます。
(ハイフン付きのほうは、Mint標準で入ってしまうドライバですので動作しません)
標準のものが不要であれば
Menu→システムツール→システム設定→プリンターでOFFにすると良いでしょう。