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倍数表のお仕事での使い方 〜お店や給食室で〜

倍数表のサイトを公開しているのですが
ちょっと変わった倍数表の使い方を紹介します。

倍数というと算数や数学で出てくるもので
学校などでよく使う印象があると思います。

ところが一部のお仕事の現場では
倍数表が大活躍していたりします。

その場所はと言うと・・

なんと、学校や病院のようなところの給食室や、お店のバックヤードです。

ではどんな風に使われているのかと言うと・・・

業者さんが納品する時に、素早く数を確認するために使われています。

たとえば
牛乳100本を確認したいとします。
牛乳はケースに入っており、1ケースに6本入っているとします。

これを全部数えていると
大変時間がかかってしまいます。
暗算するのもいろいろな商品を扱っていると大変です。物によってケースに入っている数が変わりますから。

しかし倍数表を使うと簡単に数えられるのです。

では倍数表を見てみましょう。

ケースに入っている数である6の倍数表を開きます。
開いたら、目的の数100が登場する付近を見てみます。


100ちょうどはありません。
そこで100前後を見ます。

「6の16倍は96」とあります。
ここから、16ケースで96本ということが分かります。
つまり、16ケースとバラが4本あれば100本です。

あるいは
「6の17倍は102」とあります。
ここから、ケースが17個あり、
そのうち16ケースは満タンに入っていて
どれか1ケースだけ2本抜いてあれば
合計100本ということになります。

これであれば、満タンのケース数と端数を数えるだけで済みます。
壁に各種倍数表を貼っておけば、いろいろなパターンで素早く数えることができます。

また不足があって15ケースと3本であれば
「6の15倍は90」とありますので
90+3=93本しか来ていない、ということが分かります。

このように、たくさんの物を数えるお仕事では
倍数表がひっそりと活躍していたりします。

学校の勉強では「何の役に立つのだろうか?」と
疑問に思っていたこともありますが
何か数量を数えるお仕事に携わることがあれば
きちんと活用される時がやってくると言えます。

そんなわけで、倍数表のサイト
スマホでも使えますが幅がありますゆえ
タブレットだと見やすいかと思います。
ギガスクールのお供に?ぜひ
使っていただければと思います。