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郵便番号検索を改良


Google App Engine の例として紹介した
スマホ郵便番号検索


少し改良をした。

まず、 jQuery Mobile をやめた。
内容がシンプルなので自力で CSS を記述した。それで充分だろうと思った。

というか、jQuery Mobile は
ページの読み込み後にいったん再描画するような仕様なので、せっかくスクロールしても頭に戻ってしまったり、なんかカッコいいこと出来ちゃう的な発想を感じたものの、その微妙なオリジナリティが
閲覧する立場からするといまいちな使い心地と感じた。

自力で記述したら、すべてが当たり前の動作となり、非常に使いやすくなった。端末やブラウザがどんどん進歩している現在、余計なUI機能をこちら側で用意する必要は無いのかも知れない。自己アピールやプログラミングのしやすさよりも、ユーザビリティである。


次に、検索性を上げた。
これは Google カスタム検索を使っているが、郵便番号検索ではハイフンを入れて検索する方とハイフンを入れずに検索する方が居らっしゃるはず。その両方に対応したかった。
そこで各ページにハイフンありとハイフンなしの両方の記述を行った。これでハイフンを入れる方も入れない方も同じ検索結果になる(と思う)。
当たり前の機能だけど、今までサボってやっていなかった(汗。面倒だけれど、手間を惜しまずユーザビリティである。


それから、ローマ字表記を加えた。
果たして使う方が居るのか不明だが、あって良いと思った。ただ残念なことに、元データに問題があるため、完全にはならなかった。

元データとは、日本郵便の配布しているデータである。この元データが、常軌を逸している。
たとえばフォーマットは、CSVなどと説明しているが、その中身はあり得ない形式で提供されている。一定文字数以上だと複数行にまたがってみたり、カッコ書きの自然言語で注意書きが加えられていたり、読みデータなどは途中で途切れていたりする。このデータを全国の住所を扱うシステムが使うというのに、とんでもない話である。

しかし。

機械的に処理しにくいデータだからといって、処理しない、というのも微妙である。ソースがしょうもないことになるが、できるだけ頑張ってそのしょうもないデータに対応しようと試みた。無闇に時間がかかるので限度はあるが。

こういった点を、他のサイトはどうしているかといえば、まあ、あまり、やっていないんじゃないだろうか。

であるならば、自分は、やろう、と思う。

最近、しょうもないからと他人がやらないところを、自分はやっていこうという気持ちがある。そこが自分のサービスのオリジナリティや強みになるんじゃないだろうか、と。

郵便番号検索は、ありきたりなテーマではあるが、ひっそりと力を入れているサービスだったりする。

機会があったら使ってみていただければと思います。

スマホ郵便番号検索
Google App Engine の無料枠で動作しています。
現在のデータストア保存データは 0.44 GBです。