スキップしてメイン コンテンツに移動

USBマウスの動きが止まる、鈍い、カクカクするとき


Linux でマウスを使おうとしたとき
マウスの動かし始めにどうも動かない、
という症状が発生したときの解決方法を記載します。

主な症状

・PC起動後、USBマウスを使おうとすると
 引っ掛かるような感じで、最初だけ動かない。
・USBマウスを接続しなおすと問題なく動いたりする。
・数秒間、ぐりぐりしていると動き始める。
・USBキーボードも同様に入力が鈍り、
 入力した文字が欠けたりする。


原因

・節電モードになってしまっているらしい。


対処方法

節電に関する設定ファイルを編集します。

ファイル:
/etc/laptop-mode/conf.d/runtime-pm.conf

編集内容:AUTOSUSPEND_TIMEOUT の値を大きくする

解説:AUTOSUSPEND_TIMEOUTは、付随する説明文(英語)を読むと、サスペンド状態にするまでの秒数となっています。

しかしこの値が、「2」などとなっていると、USBマウスを2秒以上放置するだけでマウスが節電モードになってしまいます。節電モードでマウスを操作しても復帰動作に時間がかかり、その間マウスが操作を受け付けない状況になってしまいます。

そこでこの値を大きくし、たとえば「180」などとすれば、3分間操作が無ければ節電モードに入る、といった動作に変更出来ます。