表題のとおりです!
Manjaro Linux でいつの間にか対応されていました!
マウスポチポチで日本語入力を簡単導入できる!!
2024.08.07 最新版対応を追加しました!
さっそく手順を書きます。
※画面はKDEです。KDEでない方は多少違うかもしれません。
※途中で認証画面が出ますが省略します。
Manjaro Hello を起動します。
インストール直後に毎度出てくる「ようこそ」アプリです。
起動時に表示されないように設定にしてしまっている場合は
メニューから起動できます。
起動したら、一番下のボタン「Applications」を押します。
すると次の画面が開きますので、画像のように
「Manjaro extended language support」の中にある
「Manjaro Asian Input Support Fcitx」にチェックを入れます。
チェックは右端の四角です。
※Ibusも選べるようですが今どきはFcitxが流行りのようで。
チェックしたら右上にある「UPDATE SYSTEM」ボタンを押します。
押すと次のような画面が出ます。
ここで「kcm-fcitx」にチェックを入れて「選択」を押します。
kcm-fcitxはKDE用の設定ツールですね。
KDEでない方は別のオプションが選べるかもしれません。
必要そうなものを選んでおきましょう。
ボタンを押したあとは進捗画面が出て・・
インストール内容の確認画面が出ます。
「適用」を押します。
インストールが始まります。
しばらく待ったあと、
次のようになったらインストール完了です。
「閉じる」を押します。
ここでいったん再起動します。
(再ログインでも大丈夫だと思います)
再起動したら、メニューから「Fcitx設定」を起動します。
そんなの無い!という場合は設定は出来ませんが
使うだけならできると思いますので
下の方にある「動作確認」へ進んでみてください。
↑が起動した画面です。
その画面の右半分に「現在の入力メソッド」という部分があり、
初期値で5つくらい設定が入っています。
普通はこんなに要りませんので、
↓のように「キーボード 日本語」と「Mozc」だけ残るよう、
いらない物を選択して真ん中あたりにある「<」を押していきます。
↑のようにできたら「OK」を押します。
以上で日本語入力が導入できているはずです。
2024.08.07追記。最新版対応方法
最新のKDEでは上記だけでは一部日本語入力ができません。
その場合は次のパッケージもインストールしましょう。
「ソフトウェアの追加と削除」から「fcitx-qt6」を入れてください。
↑このパッケージが必要
動作確認
日本語入力の起動方法はWindowsと同じように「半角/全角」キー、
もしくはCTRL+SPACEキーです。
ブラウザやワープロを開いて、日本語が打てるか確認してみましょう。
↑打てました!
手順は以上です。
いやあ、しかし、この機能、結構待ち望んでいました。
無くてもネット見ながら設定すれば問題なくできるんですけれど、やはり面倒なことはやりたくないし、人にも薦めにくかった点なので、改善されて素直に嬉しいことです。
この機能の中身を見ると手作業とは若干違う点があるので、たぶん細かい所でまだ不完全かもしれませんが、利用者が増えてフィードバックされれば洗練されるのだろうと期待しています。
最後に、参考にしたページを2つリンクしておきます。
manjaro-asian-input-supportのページ
Manjaro Hello を触っていて「Asian Input」が気になって検索したら最初に見つかったページ。Manjaro開発メンバーは日本語が分かる人が皆無??時間が出来たら何か協力したい。逆に英語わからないけど(汗