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squid のインストールとその後の設定


Arch Linux (Manjaro Linux) に、プロキシサーバである squid をインストールした際の手順。

squid の準備


インストール(yaourtなら)
yaourt -S squid


設定ファイルの編集(エディタがmousepadなら)
sudo mousepad /etc/squid/squid.conf


設定ファイルのチェック
sudo squid -k check


必要なディレクトリの生成
sudo squid -zN


サービスとして起動してみる
sudo systemctl start squid


同じく停止してみる
sudo systemctl stop squid


OS起動時に squid を自動起動するよう設定する。
squid の起動には結構時間がかかるっぽい。
sudo systemctl enable squid


上記実行後、OS再起動で正しく起動されているかを確認する
systemctl status squid


各種プログラムからプロキシが使われるように設定する

ここからは squid の使用に限らず、プロキシを通したい場合のOSの設定。

/etc/profile.d/ に proxy.sh を新規作成。
sudo mousepad /etc/profile.d/proxy.sh
内容は
HOST="127.0.0.1"
PORT="3128"
PROXY="$HOST:$PORT"
export http_proxy="http://$PROXY"
export https_proxy="https://$PROXY"
export ftp_proxy="ftp://$PROXY"
export no_proxy="127.0.0.1,localhost"
export HTTP_PROXY="http://$PROXY"
export HTTPS_PROXY="https://$PROXY"
export FTP_PROXY="ftp://$PROXY"
export NO_PROXY="$no_proxy"
実行権限を付与。
sudo chmod +x   /etc/profile.d/proxy.sh


sudo visudo を実行して下記を追加(これは yaourt などから呼び出される sudo に環境変数を引き継ぐため)
Defaults env_keep += "ftp_proxy http_proxy https_proxy no_proxy"
Defaults env_keep += "FTP_PROXY HTTP_PROXY HTTPS_PROXY NO_PROXY"

以上を実施後、OSを再起動してブラウザなどから動作を確認する。


 

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